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教習は難しい環境下で経験を積もう

教習は難しい環境下で経験を積もう

コラムAUTHOR:
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皆さん、こんにちは。
遠い昔(いつだか覚えてません)にブログ参上した「ギブソン」です。
今回は「教習は難しい環境下で経験を積もう」というテーマでお話しします。


私は茨城県南の出身で、約30年前に地元で運転免許を取得しました。
当時の路上教習コースは田んぼ道が多く、歩行者や自転車も少ない、比較的走りやすい環境でした。
その後、初めて勤務したのは茨城寄りの千葉県にある教習所で、そこでも落ち着いた走りやすい環境の中で教習が行われていました。


ところが、金町で勤務を始めたときには驚きの連続でした。
路上教習に出てみると、歩行者や自転車の多さ、交差点の複雑さなど、これまでの環境とはまったく違ったのです。
プライベートで初めて都内を走行したときも、交通量や人の多さに思わず「なんじゃこりゃ!」と感じたことを今でも覚えています。


この経験を通して感じたのは、
「難しい環境で教習を受けることが、運転技術と判断力を大きく伸ばしてくれる」ということです。
確かに、交通量が少ない地域では教習はスムーズに進みます。
しかし、免許を取ってからが本当のスタート。
歩行者や自転車が多い中での判断力や注意力は、実際の運転で必ず役に立ちます。


金町教習所は駅に近く、歩行者や自転車がとても多い地域です。
そのような環境で教習を行うことは、交通社会の一員として必要な「気づき」や「配慮」を学ぶ絶好の機会だと思います。


少し難しい環境だからこそ、身につく力があります。
金町教習所での教習を通して、どんな場面でも落ち着いて対応できるドライバーを目指していきましょう。

この記事の寄稿者ギブソン

金町自動車教習所 課長|坂本自動車株式会社

2007年 金町自動車教習所へ入社 教習指導員、技能検定員として従事
2012年 国土交通省認定業務「運行管理者指導講習」を立ち上げ
2020年 金町自動車教習所 課長補佐へ就任
2024年 金町自動車教習所 課長へ就任

坂本自動車の内部監査員として監査を実施。また、模擬監査(書類監査)も行っている。
運行管理者講習後任者などへの指導を行いながら、安全に罹る業務に携わっている。

【資格】
教習指導員資格、検定員資格、応急救護指導員、高齢者講習指導員、運行管理者資格

「ギブソン」のペンネームは、私は9歳からギターを弾いており、20歳で憧れのGibson LesPaulを購入。
現在もメインギターとして使用中。また、初めて飼った愛猫(メインクーン)の名前もギブソンと名付け、そこからペンネームとしています。
モータースポーツ好きでF1や世界耐久選手権、スーパーGTを観戦する。昔はよくサーキットなどでも走行をしていた。プライベートでは今でもMT車を乗っております。車の限界を知りつつ、自分での失敗談「サーキットでは曲り切れずコースオフで済むけど、それが一般道だったら・・・」なども話をし、さまざまな危険性を伝え安全運転へお手伝いができるように心がけています。

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